早期PDへの尿酸維持療法、有効性を認めず

 尿酸値の上昇とパーキンソン病(PD)のリスク低減との関連性が報告されている。米・マサチューセッツ総合病院のMichael A. Schwarzschild氏らは、早期PD患者を対象に尿酸前駆体イノシンの有効性を検討する第Ⅲ相二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験(RCT)SURE-PD3を実施。その結果、イノシン投与により血清尿酸値を7.1~8.0mg/dLに維持してもPDの進行は抑制されなかったと、JAMA(2021年9月14日オンライン版)に発表した。