パートタイム医師が診た入院患者で高い死亡率
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慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科の加藤弘陸氏と米・カルフォルニア大学ロサンゼルス校准教授の津川友介氏、米・ハーバード大学などの研究グループは、米国の65歳以上の高齢者に関する診療情報明細データを解析した結果、緊急入院した患者を勤務日数が少ない医師が治療した場合、勤務日数が多い医師が治療した場合に比べ死亡率が高い傾向が見られたと発表。研究の詳細を、JAMA Internal Medicine(9月13日オンライン版)に報告した。「死亡率上昇を防ぐために、パートタイム勤務の医師に対する追加的な支援が必要」と指摘している。