コロナワクチン未接種妊婦の9割が接種希望

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が国民の生活・健康・社会・経済活動に及ぼす影響を明らかにし、科学的根拠に基づいた現実的な社会経済的救済策や健康増進策の立案につながる情報提供を目指す大規模インターネット調査「日本におけるCOVID-19問題による社会・健康格差評価研究(JACSIS)」。同調査により、これまでにワイドショー視聴と恐怖感の関連やワクチン忌避の要因と理由、遠隔医療との関わりなどが報告されている(関連記事「ワイドショーはコロナへの恐怖や不安を招く?」「新型コロナワクチン拒否、その理由は?」「COVID-19禍で遠隔医療に格差拡大か」)。JACSIS研究妊産婦調査分析特別チームは9月15日、妊婦における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチン接種に関する調査結果から、未接種者の9割がワクチン接種を希望していることが明らかになったと報告した。