アンドロゲン除去療法で下部尿路症状増悪か
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前立腺がん治療において重要な位置を占めるアンドロゲン除去療法(ADT)は、がんの進行抑制だけでなく、前立腺の縮小を介した下部尿路症状(LUTS)の改善効果もあると考えられている。これに対し、順天堂大学浦安病院泌尿器科科長・教授の辻村晃氏はADTによりメタボリックシンドローム(Mets)、または加齢男性性腺機能低下(LOH)症候群が誘導され、むしろLUTSを増悪させる可能性があると第28回日本排尿機能学会(9月9~11日、ウェブ併催)で報告した。