精神疾患の再発リスク研究手法に疑義
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長期の精神疾患患者における抗精神病薬の再発予防効果を検討する際には生存分析が用いられるが、この手法に疑義を唱える研究結果が報告された。英・University College LondonのJoanna Moncrieff氏らは、生存分析を用いて抗精神病薬の投与維持群と中止群を比較した2件のランダム化比較試験(RCT)の例を示し、正しい判断のためには、短期と長期のアウトカムは異なると仮定し長期追跡を行うとともに、投与中止による離脱症状が結果に影響する可能性を認識することが重要であるとBMJ Evidence-Based Medicine(2021年9月23日オンライン版)に発表した。