合併症予防薬としてのSGLT2阻害薬に期待
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2型糖尿病患者が健康人と変わらない人生の達成を目指す上で、柱となるのは糖尿病合併症の予防である。SGLT2阻害薬は血糖降下にとどまらない多様な作用を有することが明らかにされており、糖尿病合併症予防において重要な役割を果たすと期待されている。北海道大学大学院糖尿病・肥満病態治療学分野特任教授の三好秀明氏は第36回日本糖尿病合併症学会/第27回日本糖尿病眼学会(10月8~9日、ウェブ併催)で、大規模臨床試験や自身らの研究の結果を提示しながらSGLT2阻害薬をめぐる最新の話題を紹介。心・腎などに対する保護作用を有する同薬は、今後診療科を問わず使用が広がると考えられ、糖尿病専門医による適正使用の啓発が重要になるとの見解を示した。