時計遺伝子と乳がん罹患の関係は?
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夜勤や交代勤務などに伴う概日リズムの乱れは、乳がんの発症と関連があるとされている。時計遺伝子Period3(Per3)の多型の1つであるPer3 反復配列多型(VNTR)は、諸外国では乳がんリスクとの関連が指摘されているものの、日本人では検証されていない。筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構准教授の森田えみ氏は、名古屋大学予防医学、滋賀医科大学精神科と共同研究で、日本人一般集団を対象にPer3 VNTRと乳がん罹患歴との関連を検証。第46回日本睡眠学会(9月23〜24日、ウェブ併催)で「Per3 VNTR5/5型では、他の型に比べ乳がん罹患の割合が約4倍であった」と報告した。