家庭血圧の重要性を世界に発信した大迫研究

 岩手県花巻市大迫町の住民をコホートとする大迫研究からは、これまで高血圧・循環器疾患に関する多くのエビデンスが得られている。東北医科薬科大学衛生学・公衆衛生学教室の佐藤倫広氏らは同研究で得られたエビデンスを第43回日本高血圧学会(10月15~17日、ウェブ開催)で紹介し、「大迫研究を発端として家庭血圧の重要性、有用性が世界に発信された」と述べた。