SGLT2阻害薬の腎保護効果、日本人CKDで確認
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川崎医科大学腎臓・高血圧内科学准教授の長洲一氏、横浜市立大学病院次世代臨床研究センター准教授の矢野裕一朗氏らの共同研究グループは、SGLT2阻害薬の腎保護効果を検証するため、国内の慢性腎臓病(CKD)患者のリアルワールドデータを解析。その結果、他の糖尿病治療薬に比べSGLT2阻害薬は、投与開始前の蛋白尿や推算糸球体濾過量(eGFR)にかかわらず、腎機能低下速度を遅延させ、末期腎不全(ESKD)への進展を抑制させたと、Diabetes Care(2021; 44: 2542-2551)に報告した。