幼児の生理的O脚、放置しても改善しない理由
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X線で異常が確認されず明確な原因がない幼児のO脚は、放置しても自然に改善する生理的なものと見なされてきた。順天堂大学練馬病院整形外科准教授の坂本優子氏らは、同大学単施設前向き観察研究Baby LAB study※において、幼児のO脚例では非O脚例に比べ生後3カ月時点で脛大腿骨角(tibiofemoral angle;TFA)が有意に大きいことを明らかにした。同氏は第39回日本骨代謝学会(10月8 ~10日、ウェブ開催)で、生後4カ月以降もO脚が自然に修正されない可能性があると指摘した。