ファイザーのコロナ経口薬、高い有効性示す
- 感染症
- 臨床医学
- molnupiravir
- パンデミック
- ヒト免疫不全ウイルス
- 副作用・相互作用
- 呼吸器感染症
- 感染症
- 感染症全般
- 抗ウイルス薬・抗ウイルス療法薬
- 新型コロナウイルス感染症
- 新興感染症
- 欧州医薬品庁
- 第Ⅲ相試験
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大抑制の切り札として期待される経口薬の臨床応用が、日本国内でも現実味を帯びてきた。11月4日には英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)が、米メルクと米ベンチャー企業リッジバック・バイオセラピューティクスが共同開発を進めてきた経口抗ウイルス薬molnupiravirを世界で初めて承認。同じくCOVID-19に対する経口抗ウイルス薬の開発を手がける米ファイザーは、同月5日にpaxlovidの第Ⅱ/Ⅲ相試験EPIC-HRの中間解析結果を発表。重症化リスクを有する軽症または中等症で非入院のCOVID-19患者に発症3日以内に同薬を投与したところ、非投与群に比べ入院または死亡リスクを89%低減させるという驚異的な効果を示したという。