FFRガイド下PCI、CABGに非劣性示せず

 米・Stanford University School of MedicineのWilliam F. Fearon氏らは、冠動脈3枝病変を有する患者1,500例を対象に、冠動脈バイパス術(CABG)と冠血流予備量比(FFR)測定ガイド下での経皮的冠動脈インターベンション(PCI)の治療成績を国際多施設ランダム化比較試験(RCT)で検証。その結果、治療後1年以内の複合脳心血管イベントの発生率に関して、CABGに対するFFRガイド下PCIの非劣性は示されなかったとN Engl J Med2021年11月4日オンライン版)に発表した。