腸内細菌叢の多様性でICIの効果を予測

 固形がんの遺伝子変化と腸内細菌叢の解析により、がんの発生や薬剤の有効性との関連を探る産学連携プロジェクトの1つであるMONSTAR-SCREEN。国立がん研究センター東病院臨床研究支援部門トランスレーショナルリサーチ推進部トランスレーショナルリサーチ支援室の洞澤智至氏は、同研究における免疫チェックポイント阻害薬(ICI)に関する解析結果を第59回日本癌治療学会(10月21〜23日、ウェブ併催)で報告。腸内細菌叢の多様性がICIの効果予測因子となる可能性を示唆した。