mRNAワクチンで変異株の入院リスク85%減
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わが国では、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンの接種が進んだこともあり、足元では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者が減っている。しかし、ワクチン先進国とされた欧米では感染者は増加傾向にあり、ワクチンの効果を疑問視する声もある。米・疾病対策センター(CDC)のMark W. Tenforde氏らの研究グループは、mRNAワクチン接種の有無別に見た入院や予後などを検討する症例対照研究を実施。mRNAワクチンは、変異株の発症抑制にも有効で、入院リスクを85%抑制したとする結果をJAMA(2021年11月4日オンライン版)に発表した。