難治性大腸がんに抗HER2抗体併用療法が有効
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大腸がんの数%に見られる難治性のHER2陽性大腸がんに対し、ペルツズマブとトラスツズマブによる抗HER2抗体併用療法の有効性と安全性を検証した医師主導第Ⅱ相試験TRIUMPHにおいて約3割でがんの縮小効果が見られたと、国立がん研究センター東病院の研究グループが11月12日に発表した。HER2陽性大腸がんには有効な治療薬が存在せず、初めて有効性が示されたことから、研究グループは「新たな治療法の誕生につながることが期待される」としている。結果の詳細は、Nature Medicine(11月12日オンライン版)に報告された。