ω-3脂肪酸はコロナの重症化抑制に有効か?
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する治療では、有効な治療薬の選択肢が少なく、その充実が喫緊の課題となっている。アルゼンチン・Estudios Clínicos Latino AméricaのRafael Diaz氏は、外来COVID-19患者に対するイコサペント酸エチル(EPA)の重症化抑制効果を検証したランダム化比較試験PREPARE-IT 2の結果を米国心臓協会で(AHA 2021、11月13~15日、ウェブ開催)で発表。有意差は認められなかったものの、EPA投与でCOVID-19の重症化抑制傾向が見られたことを報告した。