リツキシマブ、超低用量で長期間RAに有効

 関節リウマチ(RA)に対する抗CD20抗体リツキシマブ(日本ではRAの使用は未承認)の投与量に関しては、2,000mg/6カ月および1,000mg/6カ月のいずれにおいても同等の有効性を示すことが報告されている(Clin Rheumatol 2015; 34: 1801-1805)が、至適用量は明らかでない。オランダ・Sint MaartenskliniekのNathan den Broeder氏は、リツキシマブの超低用量投与(500mgおよび200mg)の有効性を検討。投与開始後4年経過時においても大半の症例で低疾患活動性を維持できており、さまざまな便益も得られると米国リウマチ学会(ACR Convergence 2021 、11月1~10日、ウェブ開催)で発表した。