エンパグリフロジン、LVEF 50%以上のHFpEFでも有効
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左室駆出率(LVEF)が保たれた心不全(HFpEF)患者を対象に、SGLT2阻害薬エンパグリフロジンとプラセボの有効性と安全性を比較検討した第Ⅲ相ランダム化比較試験EMPEROR-Preserved。今年(2021年)8月に開催された欧州心臓病学会(ESC 2021)で発表された主解析では、同薬の投与により、2型糖尿病既往の有無にかかわらず心血管死またはHFによる初回入院リスクの低減が認められていた(関連記事「エンパグリフロジン、HFpEFで初の有効性示す」)。ドイツ・Charité Universitätsmedizin BerlinのStefan D. Anker氏は、同薬の投与によりLVEF 50%以上の患者でも良好な結果が得られたことを米国心臓協会(AHA2021、11月13~15日、ウェブ開催)で報告した。