SLE治療薬関連網膜症、アジア人では要注意
- 皮膚
- 眼
- 腎・泌尿器
- リウマチ・膠原病
- 薬剤情報
- 臨床医学
- 学会レポート
- コメディカル
- ヒドロキシクロロキン
- リウマチ
- リウマチ・膠原病科
- 全身性エリテマトーデス
- 副作用・相互作用
- 慢性腎臓病
- 皮膚科
- 眼科
- 眼科全般
- 米国リウマチ学会
- 網膜症
- 腎疾患全般
- 腎臓内科
- 薬剤師
(© Adobe Stock ※画像はイメージです)
抗炎症、免疫調節作用を有するヒドロキシクロロキン(HCQ)は、日本において全身性エリテマトーデス(SLE)治療薬として用いられるが、アジア人に特徴的な警戒すべき副作用リスクのあることが示された。米・Massachusetts General HospitalのApril Jorge氏は、HCQ投与例における網膜症リスクを検討するコホート研究を実施。その結果、5年間以上HCQを投与していた群、中でもアジア人で中等症~重症の網膜症リスクが有意に高かったと米国リウマチ学会(ACR Convergence 2021 、11月1~10日、ウェブ開催)で報告した(関連記事「ヒドロキシクロロキンがエリテマトーデス治療薬として承認」)。