改訂・頭痛診療GL、CGRP関連製剤を強く推奨
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頭痛診療ガイドライン(GL)が8年ぶりに改訂され、2021年10月に発刊された。第49回日本頭痛学会(11月19~21日、ウェブ併催)のシンポジウム「頭痛診療ガイドライン2021ハイライト」では、片頭痛に関する改訂ポイントについて鳥取県済生会境港総合病院脳神経内科特任部長の粟木悦子氏が解説。片頭痛の予防治療の新たな選択肢として注目されている抗カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)抗体、抗CGRP受容体抗体に加え、国内で開発中のCGRP受容体拮抗薬(gepant)を含むCGRP関連薬剤が強く推奨(エビデンスの確実性A)されたと指摘。急性期治療においても選択的5-HT1F受容体作動薬(ditan)やgepantなど国内で開発段階にある新薬候補薬がトリプタン製剤と並び、薬効の5段階評価で最も高いGroup1に位置付けられたことも紹介した。