子宮頸がん、治療後の性生活の実態明らかに
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ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種の積極的勧奨が再開の見込みとなった。しかし、2013年以来の約8年に及ぶ勧奨中止により、わが国のHPVワクチン接種率は諸外国と比べて極端に低く、若い世代で子宮頸がん患者が増加している。子宮頸がんでは治療により性機能低下を来しうるが、わが国では性に関する問題を他人に相談しづらい風潮がある。岡山大学大学院保健学研究科教授で同大学病院リプロダクションセンターセンター長の中塚幹也氏は、無記名の質問票を用いて子宮頸がん患者が抱える性の悩みについて調査。その結果を第31回日本性機能学会(11月15日、ウェブ開催)で報告した。