歯の喪失と認知症発症の機序を解明

 東北大学大学院国際歯科保健学分野の木内桜氏らは、"歯の喪失は認知症発症リスクを上昇させ、その機序は栄養摂取や社会的な要因で説明できる"という仮説について検討。「縦断研究により歯の喪失は認知症発症リスクとなることが認められ、男性は交流人数、女性は野菜・果物の摂取が因果関係を媒介していた」とJ Dent Res(2021年11月19日オンライン版)に報告した。