コロナ関連の個人医療データ、運用法を検証
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新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のワクチンが開発されて以降、人々の社会経済活動の再開に向けた、ワクチン接種歴の証明やポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査の陰性証明を安全かつ効率的に行う技術の確立が求められている。こうした状況の下、九州大学病院メディカル・インフォメーションセンターセンター長で教授の中島直樹氏は、医療情報ネットワークを用いて個人の医療データ(Personal Health Record;PHR)を適切に運用するための検証を進めているとして、その内容を第41回医療情報学連合大会(2021年11月18~21日、ウェブ併催)で報告した。