咀嚼能低下でメタボのリスクが上昇

 新潟大学大学院包括歯科補綴学分野教授の小野高裕氏らの研究グループは、吹田研究登録者を対象に、規格化した方法で測定した「咀嚼能率」とメタボリックシンドローム(メタボ)罹患との関係を検証。咀嚼能が低い男性では、メタボ発症リスクが2.2倍で、特に血圧高値やトリグリセライド高値、高血糖のリスクが高いことが明らかになったとFront Cardiovasc Med2021年11月26日オンライン版)に発表した。