糖尿病で内視鏡後大腸がんリスク44%増

 大腸内視鏡検査で病変が検出されなかった後に発生した大腸がんを内視鏡後大腸がん(PCCRC)という。デンマーク・Aarhus UniversityのFrederikke S. Troelsen氏らは、同国の全国患者登録データを用いPCCRCの発生リスクを検討。その結果、2型糖尿病でない者と比べ、2型糖尿病患者では初回検査後のPCCRC発生リスクが44%高かったとBMJ Open Gastro2021; 8: e000786)に発表した。