がん免疫療法、皮膚有害事象が死亡率と関連
- がん
- 皮膚
- 薬剤情報
- 臨床医学
- cemiplimab
- がん
- アテゾリズマブ
- アベルマブ
- イピリムマブ
- コメディカル
- デュルバルマブ
- ニボルマブ
- ペムブロリズマブ
- 乾癬
- 免疫チェックポイント阻害薬(抗CTLA-4抗体)
- 免疫チェックポイント阻害薬(抗PD-1抗体)
- 免疫チェックポイント阻害薬(抗PD-L1抗体)
- 免疫抑制薬
- 副作用・相互作用
- 抗悪性腫瘍薬
- 水疱性類天疱瘡
- 消化器がん
- 皮膚疾患全般
- 皮膚瘙痒症
- 皮膚科
- 肺がん
- 薬剤師
免疫チェックポイント阻害薬(ICI)は、がん治療に革新的な進歩をもたらしたが、3分の1を超える患者で免疫関連有害事象(irAE)が発現し、特に皮膚関連のirAE(cirAE)が頻発(発現率20~40%)することが問題となっている。米・Massachusetts General HospitalのKimberly Tang氏らは、ICI投与開始後にcirAEが発現した患者群と発現しなかった対照群(各7,008例)を対象にした後ろ向きコホート研究でcirAE発現と死亡率の関連を検討。その結果、ICI投与開始後6カ月時点の解析で、cirAEの発現が死亡率に強く関連することが示されたとJAMA Dermatol(2022年1月12日オンライン版)に発表した。