週4時間の運動でパーキンソン病進行を抑制
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早期のパーキンソン病(PD)者における運動の長期的効果が示された。京都大学大学院臨床神経学の月田和人氏らは、国際多施設共同観察研究Parkinson's Progression Markers Initiative(PPMI)のデータを用いて日常的な身体活動や運動習慣とPDの進行との関係を検討した結果をNeurology(2022年1月13日オンライン版)に発表。「家事やウォーキング、ダンスなど中等度の運動を少なくとも週4時間行うことで5年後の歩行・姿勢の安定の低下が抑制できる。PDの進行を抑制するには、運動を継続することが重要であり、運動を開始するのに遅過ぎることはない」と述べている。