超音波+AIで高悪性度がんを検出
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前立腺がんはわが国の高齢男性において頻度の高いがんの1つであり、診療では簡便かつ安全な超音波検査が広く用いられている。一方で、前立腺がんは病理学的な悪性度により進行の程度が大きく異なるため、早期かつ非侵襲的な悪性度の判別やスクリーニングが求められている。日本医科大学泌尿器科講師の赤塚純氏らは、人工知能(AI)を用いた超音波画像診断により、前立腺特異抗原(PSA)検査と比べて有意に高精度に高悪性度のがんを検出できたことをSci Rep(2022; 12: 860)で報告した。