発作歴のある喘息患者はブースターの優先対象
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英・University of EdinburghのTing Shi氏らは、同国のワクチンと予防接種の合同委員会(JCVI)の要求に応じた国家インシデントコホート研究により、スコットランドの成人喘息患者における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の転帰を検討。その結果、直近2年間に2コース以上の経口ステロイド薬の処方歴または喘息による入院歴があった患者は非喘息患者と比べてCOVID-19による入院、集中治療室(ICU)入室、死亡のリスクが高かったとLancet Respir Med(2022年1月13日オンライン版)に発表した。同氏らは「最近の喘息発作歴を有する者はCOVID-19ワクチン追加接種(ブースター接種)の優先対象とすべき」としている。