眼底検査で将来の循環器疾患リスクを予測

 国立循環器病研究センター病院健診部特任部長の小久保喜弘氏らは、都市部地域住民を対象としたコホート研究・吹田研究において、軽度高血圧性網膜症と将来の循環器病発症リスクとの関連を検討。その結果、軽度高血圧性網膜症患者の循環器疾患発症リスクは正常者より24%有意に高く、眼底検査が将来の循環器疾患発症リスクの予測に有用である可能性が示されたと、J Atheroscler Thromb2022年1月15日オンライン版)に発表した。