レムデシビル、コロナ軽症例への投与可能に

 厚生労働省は1月27日に「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 第6.2版」を改訂し、中等症・重症のCOVID-19患者に使用されている抗ウイルス薬レムデシビルについて重症化因子を有する軽症患者への使用も可能とした。今回の改訂は、海外で実施された臨床試験の結果を踏まえたもので、重症化リスクを有する軽症・中等症のCOVID-19患者にレムデシビルを投与した結果、プラセボ投与群に対し入院・死亡リスクを9割近く低下させた。