動脈瘤性SAH、12.5時間以内の治療開始が至適
- 循環器
- 脳・神経
- 臨床医学
- くも膜下出血
- リハビリテーション
- 介護
- 循環器内科
- 循環器疾患全般
- 心臓血管外科
- 米国心臓協会
- 脳卒中
- 脳神経疾患全般
- 高血圧
動脈瘤性くも膜下出血(SAH)の治療において、患者のアウトカムの最大化につながる発症から治療開始までの至適時間は明確に示されていない。オーストラリア・University of TasmaniaのMarie-Jeanne Buscot氏らは、同国の三次医療施設に搬送された動脈瘤性SAH患者のデータを用いた後ろ向きコホート研究を実施。発症から12.5時間以内に治療が開始された患者において、自宅退院率および12カ月生存率の改善が認められたとする解析結果をJAMA Netw Open(2022; 5: e214403)に発表した。