コロナ後遺症に腸内細菌叢が関連
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香港・Chinese University of Hong KongのQin Liu氏らは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状消失後も後遺症が続くCOVID-19罹患後症候群(PACS、別名long COVID)と腸内細菌叢との関連を検討するため、COVID-19患者106例と非COVID19患者68例(対照群)の糞便を用いて腸内細菌叢の構成を比較する前向き研究を実施。その結果、PACS非発症例は6カ月後に対照群と同等の腸内細菌叢の構成を示した一方、PACS発症例ではRuminococcus gnavus、Bacteroides vulgatusなど特定の細菌の割合が多かったと、Gut(2022年1月26日オンライン版)に発表した。