高K血症に新規吸着薬が単剤で有効
- 腎・泌尿器
- 薬剤情報
- 臨床医学
- コメディカル
- 内分泌疾患全般
- 副作用・相互作用
- 循環器疾患全般
- 心不全
- 慢性腎臓病
- 第Ⅲ相試験
- 糖尿病
- 腎疾患全般
- 腎疾患用剤
- 腎臓内科
- 薬剤師
- 高K血症治療薬
- 高血圧
慢性腎臓病(CKD)に合併する高カリウム(K)血症にはK吸着薬が用いられるが、有効性に関するデータは限られ、高ナトリウム(Na)血症や低カリウム血症などのリスク増加の可能性も指摘されている。米・Montefiore Medical CenterのKatherine E.Di Palo氏らは、新規K吸着薬であるpatiromerの臨床的有用性を検討するため、急性の高K血症患者を対象とした後ろ向きのコホート研究を実施。その結果、patiromerは単剤投与で血清カリウム値の迅速かつ有意な低下に加え、低カリウム血症の発生率も低頻度だったと、JAMA Netw Open(2022年1月26日オンライン版)に発表した。