進行食道がんの術前治療、DCF療法を強く推奨

 日本食道学会ガイドライン委員会は、2月3日付で局所進行食道がんの治療における術前シスプラチン+フルオロウラシル(5-FU)+ドセタキセル(DCF療法)に関するコメントを発表した。今年(2022年)1月開催の米国臨床腫瘍学会消化器がんシンポジウム(ASCO-GI 2022)で報告された、第Ⅲ相JCOG1109 NExT試験の結果を受けたもの。「食道がんの術前治療としてDCF療法を行うことを強く推奨する(エビデンスの強さA)」としている(関連記事「DCF療法、進行食道がん術前治療の標準に」)。