腰部脊柱管狭窄患者の握力が歩行能力に関連
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握力は四肢の筋力を反映する指標で、さまざまな疾患の状態を評価する上で有用な指標になりうることが知られている。自治医科大学整形外科准教授の井上泰一氏は、腰部脊柱管狭窄症の手術を行った患者を対象に、術前の握力と各種筋面積や歩行能力との相関関係を検討。手術を要する腰部脊柱管狭窄症患者では、これらの間に有意な相関関係が見られたと第55回日本成人病(生活習慣病)学会(1月15~16日、ウェブ併催)で発表した。