動脈硬化性疾患予防GL、改訂案の概要発表

 5年ぶりとなる改訂版が今年(2022年)刊行予定の『動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022』(以下、GL2022)の概要が、第22回動脈硬化教育フォーラム(2月6日、ウェブ開催)で発表された。主な改訂ポイントは、①絶対リスク分類に久山町研究の動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)発症予測モデルを採用、②糖尿病患者におけるLDL-C管理目標値を層別化、③二次(再発)予防におけるLDL-C管理目標値を厳格化―の3点。なお、日本動脈硬化学会では、現在同GLに関するパブリックコメントを募集中である。