家庭用コロナ検査の説明書、判定後行動に影響
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日本を含め新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染の恐れがある際のセルフチェックとして抗原検査キットを薬局で購入できる。しかし同キットで陰性判定となった場合、ユーザーがキットの説明書をどう解釈し、行動するのかは不明だった。米・Dartmouth Institute for Health Policy and Clinical PracticeのSteven Woloshin氏らは、米食品医薬品局(FDA)が承認した同キットを用いて360人を、①判定結果に関する説明書がない、②キットに説明書がある、③行動科学に基づいて作成された説明書がある―の3群に分けて判定後の行動をランダム化比較試験(RCT)で検証。陰性例のうち、②に割り付けられた群では米疾病対策センター(CDC)の勧告に従う割合が低いことが分かったと、JAMA Intern Med(2022年1月31日オンライン版)に報告した。