"助け合いの精神"がコロナ死亡を減らす!?
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死亡は、基礎疾患や肥満、喫煙などの個人的要因だけでなく社会的要因とも関連していることが指摘されており、その1つが社会や地域における人々の信頼関係や結び付きを表すソーシャルキャピタル(Social Capital;SC)である。東京都健康長寿医療センター研究所社会参加と地域保健研究チーム研究副部長の村山洋史氏らは、地域相関分析により都道府県ごとのSCレベルとCOVID-19による死亡率との関連を検討。その結果、両者には関連が見られ、互酬性の規範が高い都道府県ほど10万人当たりの死亡率が低かったと第32回日本疫学会(1月26~28日、ウェブ開催)で発表した。詳細はInt J Environ Res Public Health(2021; 18: 10982)に報告されている。