胸部がん患者のコロナ死に関わる7因子を同定
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これまで、肺がんや中皮腫などの胸部がん患者では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死亡率が高いことが報告されている。米・Vanderbilt University Medical CenterのJennifer G. Whisenant氏らは、COVID-19と診断された胸部がん患者の登録研究Thoracic Cancers International COVID-19 Collaboration(TERAVOLT)のデータを用い胸部がん患者のCOVID-19による死亡に関連する因子について検討。主要な規定因子として全身状態(ECOG-PS)、好中球数、血清プロカルシトニン、COVID-19診断時のがん・病期、肺炎の発症、C反応性蛋白(CRP)、年齢の7つの因子を同定したとJ Thorac Oncol(2022年1月24日オンライン版)に報告した。