GLP-1作動薬、体重減少や治療継続に課題も
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英国で新規にGLP-1受容体作動薬(GLP-1 RA)の処方を受けた約580例の2型糖尿病患者を対象に、同薬の体重減量効果やアドヒアランス、治療中断率に関する実態調査をMerck & Co社のTracey Weiss氏らが実施。「5%以上の減量」を達成した患者の割合は、治療開始から12カ月時点では3人に1人、24カ月時点でも半数に満たず、臨床試験成績には及ばなかったとBMJ Open Diabetes Res Care(2022 Jan; 10: e00251)に報告した。調査では、治療開始から24カ月以内に6割超が治療中断に至ったことも明らかになった。