大腿骨頸部骨折手術、セメント固定が高QOL

 英・University of OxfordのMiguel A. Fernandez氏らは、60歳以上の大腿骨頸部内側骨折患者1,225例を対象に、セメント固定半関節形成術(Hemiarhroplasty)とセメント不使用半関節形成術の有効性を比較する多施設共同ランダム化比較試験(RCT)を実施。その結果、セメント固定半関節形成術はセメント不使用半関節形成術に比べてQOLが有意に高かったとN Engl J Med2022; 386: 521-530)に発表した。