モデルナの交互接種で高い抗体価、国内調査

 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のファイザー製ワクチンを3回接種した者に比べ、3回目だけモデルナ製ワクチンに変えて交互接種した者では、接種28日後の平均抗体価の上昇率が高いとする調査結果が、2月18日に開催された厚生労働省の専門部会で報告された。60歳以上の高齢者でも追加接種により、若年層とほぼ同等の抗体価が得られていることも分かった。一方、発熱(37.5℃以上)や頭痛といった副反応の発現頻度は、ファイザー製よりモデルナ製接種例で高く、男性に比べ女性で多かった。