コロナ重症例の家族、PTSD発症の高リスクに
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急性呼吸窮迫症候群(ARDS)患者の集中治療室(ICU)退室後には、患者だけでなくその家族にも心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの精神症状が現れることがある。フランス・Saint Louis University HospitalのElie Azoulay氏らは、500例超の前向きコホート研究で検討した結果、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるARDS発症例ではCOVID-19以外が原因のARDS発症例と比べ、ICU退室90日後に家族がPTSDを発症するリスクが有意に高かったとJAMA(2022年2月18日オンライン版)に発表した。