JMAP方式で透析移行例が5分の1に!

 愛媛県八幡浜市は2014年から日本慢性疾患重症化予防学会(JMAP)方式による糖尿病透析予防に取り組み(関連記事「JMAP方式透析予防は専門医不足地域で有用」)、目覚ましい成果を挙げてきた。推算糸球体濾過量(eGFR)の年間変化量から5年以内の透析導入が予測された患者に対して介入を行い、5年後の移行例を2割弱に抑え込んだのである。第8回同学会(2月13日ウェブ開催)より市立八幡浜総合病院内科部長の酒井武則氏の発表を紹介する。(関連記事「透析予防の次の標的は腎症1期、2期」)。