ステロイド継続、コロナ再入院減に関連せず
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大規模ランダム化比較試験RECOVERYの結果に基づき、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による入院患者に対するステロイド療法としてデキサメタゾン6mg/日の最長10日間投与が国内外で推奨されている(関連記事「デキサメタゾンがCOVID-19重症例に有効」)。しかし、10日未満の投与で退院した場合における退院後の継続治療のベネフィットは明らかでない。米・Kaiser Permanente Los Angeles Medical CenterのCheng-Wei Huang氏らは、南カリフォルニアにおける約1,200例の処方データを後ろ向きに解析。退院後の継続投与が14日以内の再入院率/死亡率の低減に影響しなかったことをJAMA Netw Open(2022; 5: e221455)に報告した。