5~15歳へのワクチンがオミ株にも有効

 米国では、日本に先駆けて昨年(2021年)11月に、ファイザー製新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチン(トジナメラン)の接種推奨年齢に5~11歳が加えられた。米疾病対策センター(CDC)COVID-19 Emergency Response TeamのAshley L. Fowlkes氏らは、コホート研究で5~15歳の小児に対するワクチン接種の有効性を検証。その結果、オミクロン株の感染リスクが5~11歳で31%、12~15歳で59%低減したと報告した(MMWR Morb Mortal Wkly Rep 2022; 71: 422-428)。