難治性痛風の治療に風穴開けるIL-1阻害薬
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関節周囲に沈着した結晶により引き起こされる関節炎である結晶沈着性関節炎(結晶誘発性関節炎)。中でもよく知られているのが痛風やいわゆる偽痛風である。いずれも通常は既存薬で十分対応できるが、一部に効果不十分、合併症や副作用が原因で投与できない難治例が存在する。複十字病院(東京都)膠原病リウマチセンターセンター長の谷口敦夫氏は、第55回日本痛風・尿酸核酸学会(2月17~18日、ウェブ開催)で、難治性の結晶沈着性関節炎に対する新たな治療薬候補となるインターロイキン(IL)-1阻害薬の特徴を解説。「IL-1阻害薬は、禁忌例や副作用プロファイルが既存の標準治療薬と異なり、難治性痛風を含む治療困難な結晶沈着性関節炎の治療で考慮されるべき薬剤と考えてよいのではないか」と述べた。