術後オラパリブ、高リスク早期乳がんで米承認

 英・アストラゼネカは、PARP阻害薬オラパリブが根治的な局所治療および術前または術後補助化学療法を完了した生殖細胞系列BRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性の高リスク早期乳がん患者に対する術後補助療法において、米食品医薬品局(FDA)から3月11日付で承認されたと発表した。今回の承認は、第Ⅲ相ランダム化比較試験OlympiAの結果に基づくもの(関連記事「術後オラパリブ、BRCA陽性早期乳がんで著効」。