オミ株、デルタ株と比べ重症化リスク低率
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新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株B.1.1.529系統(オミクロン株)は、B.1.617.2系統(デルタ株)に比べて感染力は強いが重症化率が低く、ワクチンによる保護効果が低いことが国内外から報告されている。しかし、年代別の入院・死亡リスクなどの詳細な解析は不十分であった。英・University of CambridgeのTommy Nyberg氏らは、同国の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者150万例超においてオミクロン株の受診、入院、死亡リスクをデルタ株と比較。オミクロン株は重症化リスクが低く、年代により差があることなどをLancet(2022年3月16日オンライン版)に報告した(関連記事「オミクロン感染者では入院・死亡が低率」)。